読み物 Blog

2021/06/23 09:46

信濃川が運ぶ豊かな土壌に育まれ

はせがわ農園が農業を行うのは新潟市南区の白根大郷(しろねだいごう)という地域です。農園があるのは、日本で一番長い川、信濃川の河川敷。これまで何度となく氾濫をおこり、住民は苦労をしてきましたが、この氾濫が、新潟県でも有数の肥沃な土壌を地域にもたらしました。先達のたゆまぬ努力もあり、白根大郷は「果樹王国」と呼ばれるほど、生産量、品質ともに県内でもトップクラスの産地として知られています。



江戸時代から続く農園の歴史

はせがわ農園の歴史は、約200年前の江戸時代末期から始まりました。六代前の祖先がこの地で梨を育てはじめて以来、いまも昔も変わらぬ家族経営で、和気あいあいと梨栽培を中心に米、にんにく等を生産しています。先人たちがつちかった梨栽培の歴史と技を絶やさぬよう、若い世代の方にも白根大郷の梨を身近に感じてもらえるよう活動しています。

栽培品種は、「あきづき」「豊水」などの和梨や、西洋梨「ル・レクチェ」。
減農薬・減化学肥料にこだわって栽培している西洋梨「ル・レクチェ」の品質は、多くのお客様から評価いただいています。
また、独自に商品開発した「和梨バター」は、毎年販売開始早々に売り切れる人気商品になっています。

ネットショップでは、当農園の農作物のうち、選びぬかれた「特秀品」「秀品」を扱い、こだわりの逸品をお届けしたいと思います。


生産者紹介


左:長谷川晴美
次女であったためもともとは就農するつもりはなく、東京に出て仕事をしていましたが、姉が結婚し、跡継ぎがいなくなったことをきっかけに帰郷。右も左もわからない農業の道に入り、奮闘しながらも「7代目」として農園を支えてきました。200年以上続く農園の伝統を守りながら、次世代に梨の魅力を伝えていくため「和梨バター」自社開発など、新しい取り組みに挑戦を続けています。「なんでもやりたい、じっとしてられないタイプ」。

右:長谷川紘道
2020年、祖父である長谷川信行から農地などの権利を移譲され、名実ともに「8代目」として長谷川農園を継承した、晴美の長男です。現在は農園の主力として、栽培技術や農園経営を学びながら汗をかく毎日です。


長谷川信行
6代目の経営者として、長年にわたり農園を支えてきました。80歳を超えた今も、現役として畑に立っています。長年つちかった技術で、梨の品質を支えています。


家族で大切に育てた梨を、皆様へお届けします。